80代に突入した両親。
母が胃がんになった事をきっかけに、
我が家の実家もいよいよオール電化住宅?
とはいえ、随分前に建てた離れを
オール電化にしました。
オール電化にして80代夫婦の生活はかわったの?
についてお伝えしますね。
オール電化住宅は高齢者にやさしい?
我が家の両親80代になり、二人暮らし。
田舎に母屋と離れがあります。
母屋は姉が嫁いでからリフォームして
キッチン&お風呂など水回りを当たりしくしたのが、15年前。
離れはといいうと、35年前に建てた家。
私達娘用に父が立てた小さな2階建ての家。
とはいえ、独立した私達娘は実家の家には住んでいませんが・・。
ということで、
年老いた母が火を使う事を心配して、
IHのキッチンにリフォームするといった時は、
喜んだのですが、なんせ離れのキッチン。
そして、その離れをどうせならといって、
オール電化住宅にしたんですね。
そこまでかけてリフォームしたのだから、
離れに住むつもりもあったようなんですが・・・
結局は、母屋に住んで、
オール電化、いやいやそもそものIHキッチンさえ使っていません!!
どーーーーいう事よ。
もったいないじゃない!!
と私は声を大にして言いたい。
使いもしないオール電化住宅は、
父と母にとってやさしい!とは言えない家となっています。
80代夫婦の生活はどうかわった?
オール電化にしたのが、離れだったから使わないのか?
というと、その要因大きいとおもいますが、
それより、何より、
新しい事に対応できる年齢が過ぎている!
これにつきると思いました。
父は機械音痴です。
スマホもちっと苦手です。
母さらに苦手です。
だから、まず、IHキッチンの使い方を覚えないんです。
使い方がわからない。
私や姉が教えても、覚えない。
これが、母屋だったら毎日使うキッチンなので、
仕方なく覚えたのでしょうが、
離れのキッチン覚えません。
では、離れに引っ越してればいいのに、
それも新しい環境になるのがいやらしないです。
とにかく、今のママがいいい。
変わるのが面倒くさい。
そんな老夫婦にとっては、
火を使わないIHキッチンとそれに付随してオール電化住宅にしても
あんまり意味がなかったんですよね。
新しいものに対応できる年齢って
人それぞれ。
新しもの好きな人は、
よろこんで使ったと思うんですよ。
私の娘や私の方が喜んで使います。
だから、
「安心」「安全」というキャッチーな言葉につられて
自分たちのライフスタイルもかえりみず、
オール電化にしたものの、
そんな生活にサラサラ気もなかった・・・
そんな我が家の両親なんです。
きっと「そうしたらいいよぉ~」という
世の中の流れにのってみた!そんな感じなんです。
高齢者のキッチンがIHじゃなくてもいい!
母に聞いてみたら、
IHキッチンについて「火が見えないんだもつかいにくいじゃない」
との事。
しかも、今使っている使えないとか、嫌なんだって。
以前老人がIHを導入する時に注意するペき事を
こちらの記事の中にまとめました。
>>IHコンロは高齢者にとって安全?ガスコンロから変更するための注意点
火がみえなくても、鍋へプレートは熱くなっているので、
知らずに触って火傷しやすいとかですね。
だからIHが老人にやさしくて安心とはいえませんが
IHの良さとしては、
「自らの家から発火して家事を出さない」と友人が言っておりました。
そうかもね。
我が家の両親のように、
機械音痴、新しいものが好きでわない
そんな高齢者にとって、
IHキッチンはあまり意味がなかったようです。
年老いた母はプロパンガスのガスレンジ、
上手に使っていました。
もう火が恐いからといって、
「てんぷら」など油をたくさん使う料理はしません。
まだボケてないので、
その辺はしっかりしています。
では、まてよ?ボケてしまったら・・・
そうなったら、キッチンで何か料理をすることも難しくなるのかも。
要は、両親の特徴や変化を良く見定めて、
住まいの環境も生活しやすいように
整えていく必要があるのだな・・・と思うのでした。
まとめ
結局オール電化にして、喜んだのは
実家を訪れる私達子供です。
今は、来客用にオール電化になったという事ですね。
う~ん・・・それでも喜んでいる人がいるだけ良しとしますかね。