高齢の母、今年で80才。
先日の電話で、歯が2本抜けたと話していました。
え?
お盆に会ったときも、前歯の横の1本なかったけど・・。
胃がんをしてから、何かと不調の母。
歯がなくなったら、食べ事も楽しくなくなってしまう。
そう思うと、とっても心配。
高齢者の歯が抜ける原因と対策についてお伝えします。
父は、すでにほぼ入れ歯。
母の歯を少しでも残せるようにお伝えしますね。
高齢者の歯が抜ける原因は?
高齢者の歯「8020運動」つてありますよね?
80歳になっても健康な自分の歯を20本保とう」ってやつですね。
実際は、80才で10本程度しか残っていないとも聞いたことがあります。
さて、我が家の母80才。
ついこの間まで、
父が歯がほぼ全滅なのにたいして、
「私は歯が丈夫なのよ」と自慢していました。
が、ここにきて、歯がボロボロと抜けているようなんです。
どーーーしちゃったのかしら?
そもそも、高齢になって歯が失われるのは、
「老化」なんだと思っていましたが、
実際は違うらしいんです。
・虫歯
・歯周病
が原因との事です。
これって、私達と変わらないですよねぇ~。
虫歯になりやすいって事は?
お手入れ不足でもあるわけです。
お年寄りになると、
今までのように上手に歯磨きができてないのかもしれません。
いろんな事が億劫になってるようにも思えますし、
手の動きだってスムーズじゃないので、
歯ブラシの細かい動きがしにくいのかも?
と私は思っています。
眼も弱っているから、
細かい汚れが見えてないって事もあるのではないかと思っています。
歯周病になりやすい!!
口の中を自浄してくれるのか唾液です。
その唾液が高齢者になると減少します。
子供の唾液は多いですもんね。
赤ちゃんなんて、ダラダラたらしていますし、
しかも唾液が綺麗・・・・。
私も唾液が少ない方だと思うで、
歯医者さんから虫歯予防に
ガムをかんだり、
舌を良く動かして、唾液を増やしたほうがいいと言われた事があります。
これと同じ事ですね。
高齢者になると、自然に唾液の量が減る。
それによって歯周病にも、虫歯にもなりやすい。
歯周病になれば、歯肉がさがり、
そこから歯の根元が虫歯になりやすい。
こんなサイクルを繰り返すわけですね。
そして、一旦歯が抜けてしまうと、
かみ合わせが悪くなり、
更に歯周病や虫歯が進行する・・んですね。
実際、歯が1本抜けると、残っている歯か動きますからね。
どんどん、歯をメンテナンスするサイクルとしては、
悪化してしまう。
薬の副作用で唾液が減る事もある?
我が家の母は、2年前に胃がんの手術をしました。
そのあたりから、
生活に張りがなく、やる気もなく・・
なんて日々か続いていました。
胃がんの手術後に特別な薬を飲んでいるわけでなく、
以前から飲んでいた血圧の薬などだけだと思います。
なので、薬の影響があるとは思えません。
が、手術してから体質が変わったて事は
あるかもしれませんね。
今年になって、母から「喉が痛い」
という言葉をよく聞いていました。
病院にいっても、風邪でもないので、
飲み薬がてるわけではなく、
うがい薬の処方しかないと母がいっていました。
だから、最近よく飴をなめていたんですね。
喉がイガイガするから飴をなめている時は和らぐ・・とかいって。
歯磨きは割ときちんとする方だと思っていましたが、
こうやって毎回のように、飴をなめていると
唾液もネバついて虫歯になりやすい、歯周病になりやすい、
だったのかもしれません。
私も喉が痛いという母に「飴の差し入れ」をしていたので、
少しは反省しています。
高齢者歯が抜ける対策は?
適切な歯磨き
我が家の母の場合、朝晩歯磨きはしているようだけど、
ちゃんと磨けてないのかな?と思うんです。
であれば、電動歯ブラシとかプレゼントしようかな?
と今考えているところです。
どんなのが良いのかなぁ~?と物色中です。
歯周病対策
唾液の現状は一つの原因ですから、
唾液の増える方法を考えます。
唾液が増える方法
①良く噛む
歯が悪くなると、流動食みたいな
あまり噛まなくて良いものを好み勝ち。
そして、更に歯が抜けてしまうのでは?
と思います。
まずは、今の食事を良く噛むことからしてもらいます。
我が家の母、そうでなくても早食いで、飲むように食べる人でした。
そもそも、咀嚼回数とか少ない人。
なので、原点にかえって良く噛むことからスタート。
食べ物を口にしたら、「30回噛む」目標にしてもらいましょう。
②すっぱいものを食べる
梅干しなどの酸っぱいもの、
レモンなどの酸味などを
食事にとれいれて、
自然に唾液が出るように促します。
③適度に水分をとる
口の中が乾きやすくて、ネバつきやすいなら、
水分を適度にとりましょう。
口に含んで転がすようにしてから飲む。
③唾液腺のあるところをマッサージ
唾液腺マッサージも即効性があります。
1.耳下腺(じかせん)
2.顎下腺(がくかせん)
3.舌下腺(ぜっかせん)
をそれぞれ優しくマッサージすると良いようです。
④舌を動かす。
意識的に口の周りをしたが1周するように動かしてみる。
出来る範囲でいいんです。
いつもより、動かすことで唾液の量が増えてきます。
これは、私が実際にやっていますが、
法令線を薄くするのにも役立っているように思います。
⑤規則正しい生活
我が家の母の場合は、喉が痛いと言っては
飴をなめていました。
おやつも食べています。
ちょこちょこ食いをしていました。
これでは、普通の考えても、口の中が清潔に保てません。
規則正しい食事タイムで、おやつはほどほどに。
また、ストレスがあるとさらに唾液の量が減るようなので、
ストレスなくゆっくりと過ごしてほしいと思っています。
まとめ
まとめてみると、高齢者に限らず当たり前の事。
ただし、高齢になると唾液が減りやすい事を考量して、
ひとつづつ、じっくり取り組んでいくしかないのだと思います。
高齢者のとって食事の楽しみは大きい。
だから、美味しく楽しく食事ができるように、
歯が抜けないように、日々の努力の努力は必要です。
その事を分かってもらえるようしたいと思います。
参考までに♪
⇒胃がん腹腔鏡施術の時間は?術後の様子や入院日数は?【70代母の体験談①】
⇒胃がん手術後の痛みあるの?食事やトイレはどうしているの?【70代母の体験談②】
⇒胃がんの手術隊員はいつ?退院後の生活と食事について【70代母の体験談③】
⇒胃がん手術退院後の食事の指導は?実際何食べてるの?【70代母の体験談その④】
⇒胃がんの施術その後は?再発その他の病気の心配?【70代の母体験談⑤】
⇒胃がん手術退院後の母に甘酒とマヌカハニーをススメてみた!食べる以外の楽しみは?
⇒ピロリ菌感染家族にうつってる?家族に胃がん患者がいる時に注意すること!!
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